新春恒例「汽水域・山陰地域研究発表会」は,1月12日(土)に鳥取大学や国・県の関係者も含め47名の参加のもとで盛会のうちに終了しました.研究発表会での演題を再掲します.また,発表会の様子を簡単なアルバムにしてみましたのでご覧下さい.

研究発表会アルバム

研究発表会・演題再録

1.瀬戸浩二・中山大介・内山知憲(総合理工学部):中海における風による塩分躍層破壊後の躍層の形成過程と生物生産性の変化-連続測線観測データからの考察-

2.三瓶良和(総合理工学部)・戸谷仁美・松本英二(名古屋大学環境学研究科):中海・宍道湖および周辺河川の底質有機物の特徴

3.野村律夫(教育学部)・三上浩二(教育学部)・瀬戸浩二(総合理工学部):中海湖深部における水深別フラックス量についての現状報告

4.吹田歩・徳岡隆夫・上野博芳・斎藤正美(徳岡汽水環境研究所)・三瓶良和(総合理工学部):天神川の川床地形・底質および水の移動について(予報)

5.徳岡隆夫・上野博芳・吹田歩・斎藤正美(徳岡汽水環境研究所)・西村明(国土交通省出雲工事事務所):大橋川から宍道湖への高塩分水塊のタイミングについてー2000,2001年6〜7月観測結果からー

6.上野博芳・徳岡隆夫・吹田歩・斎藤正美(徳岡汽水環境研究所))・松田滋夫(クローバテック(株)):塩水楔音響動態観測システム(オンライン式SC-2型)を利用した大橋川での高塩分水塊動態観測データのインターネット配信システムの開発

7.作野裕司(広島大学大学院工学研究科)・ほか:高解像度衛星ASTERによる宍道湖・中海の水質分布の初期評価

8.古津年章(総合理工学部)・ほか:衛星搭載合成開口レーダによる汽水域の環境計測:風速推定モデル推定の可能性の検討     

9.矢島啓(鳥取大学工学部):湖山池における海水流入時の現地観測

10.内田晶子(生物資源科学部):中海におけるアサリ生残試験に基づく浅場の評価

11.山口啓子(生物資源科学部):ヤマトシジミ殻体に見られる透明層の特徴とその意味

12.荒木悟(汽水域研究センター):日本産コアマモのアロザイム解析

13.国井秀伸(汽水域研究センター):オーストラリアクイーンズランド州におけるSeagrass Watch の現状について 

14.浜田周作(客員研究員):旱ばつについて  

15.西田良平(鳥取大学工学部):弓ヶ浜半島の地下構造

16.竹広文明(汽水域研究センター):美保関町サルガ鼻燈台洞窟遺跡の調査成果と意義

17.立見博俊(理学研究科)・古代出雲景観復元チーム:出雲平野西部の形成史  

18.高安克己(汽水域研究センター)・古代出雲景観復元チーム:出雲地方の縄文海進高海面期と宍道湖の形成時期との関係

報告:新汽水域研究センターにむけての改組・拡充計画について(高安克己:汽水域研究センター長)