LAGUNA(汽水域研究)No.9 近日刊行!

 発行が遅れていました「LAGUNA(汽水域研究)」No.9が近日中に刊行されます.掲載論文は次の通りです.なお,今号は「旧」汽水域研究センターとしての最後の刊行となります.「新」汽水域研究センターで,「LAGUNA」誌をどのように位置づけるか,と言うことについては,昨年秋に行いましたアンケート結果を参考に検討中です.

「LAGUNA(汽水域研究)」No.9 掲載論文

著者名

表題

田中秀典

マングローブ潟における地下構造−西表島の船浦湾を例に−

浜田哲弘・作野裕司・高安克己・瀬戸浩二・赤木三郎・西田良平・田中善蔵・村田祐司・浅村久志・福田啓子

湖山池の湖底堆積物に包埋される珪藻から見みた古環境変遷

園田武・中尾繁・高安克己

サロマ湖の多毛類群集の構造特性と漁場環境:過去20年間の変化傾向

作野裕司・松永恒雄・古津年章・高安克己・下舞豊志・市川啓祐・中山大介

衛星光学センサを用いた汽水域のクロロフィル濃度推定の可能性−宍道湖・中海における2001年の現場調査結果

小島夏彦・三浦常廣・中村幹雄

中海の渦鞭毛藻(予報)

越川敏樹

中海北東部水域の魚類相〜森山堤防で隔てられた2つの水域の比較〜短報

鹿島 薫

トルコ強塩性内陸湖沼から産出する「汽水性」珪藻種

市川啓祐・古津年章・下舞豊志・高安克己・作野裕司・松永恒雄

衛星搭載合成開口レーダによる汽水域の環境観測:湖上風速分布推定可能性の予備検討

徳岡隆夫・上野博芳・三瓶良和・西村清和・鈴木重教

江の川における塩水遡上域より上流の地下での淡塩境界変動の連続観測(2000年10〜11月)

徳岡隆夫・上野博芳・三瓶良和・西村清和・須崎 聡・松田滋夫・久保田俊輔・鈴木重教

大橋川〜宍道湖における高塩分水塊の動態観測(2000年度)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 竹広さんからメールが届きました

センターから広島大学大学院文学研究科に転勤された竹広文明さんから5月1日付けでメールが届きましたので紹介します.

 ツツジの美しい季節となりました。
 さて、私こと四月一日付で広島大学大学院文学研究科に異動となりました。
島根大学汽水域研究センターでは、九年一月にわたり在職させていただきましたが、この間多くのご指導、ご厚情を賜わり誠にありがとうございました。調査、研究など島根に暮らしていないとなかなか経験できないことを数多く勉強させていただき大変有り難く思っております。お礼申し上げます。
 島根を離れ1月がたちました。広島大学は母校ですが、東広島での経験はなく、初めてのことが多い毎日です。島根をはじめとし今まで勉強、経験させていただいたことを活かせるよう、教育、研究に一所懸命努力していきたいと思います。また、汽水域の問題をはじめとし日本海側のことについてこれからも研究を続けていきたいと思いますので、今後も相変わらぬご指導、ご鞭撻をたまわりますようお願い申し上げます。

広 文
広島大学大学院文学研究科
739-8522
東広島市鏡山1-2-3
e-mail: takehiro@hiroshima-u.ac.jp
Phone:0824-24-6628  Fax:0824-24-6663