新春恒例

第10回 汽水域研究発表会(予告)

下記の通り,研究発表会を開催いたしますので,お誘い合わせの上ご出席ください.

なお,詳しいプログラムは年明けにお知らせいたします.

センターHP(http://www.kisuiiki.shimane-u.ac.jp)もご注目ください.

日時:2003年1月11日(土曜日) 10:00−17:00

会場:島根県民会館 307会議室

(発表会終了後,場所を変えて新年会を行います)

 

プログラム(内容)

第1部 

科研費研究「中海干拓中止後の汽水環境の修復および保全に関する研究」中間報告

平成12〜14年度の予定で進められている科研費研究(代表;高安克己)の中間報告です.この研究では,プランクトン,ベントス,沿岸植生,底質,水質の調査や,衛星リモートセンシングなどを用いた観測技術の開発などを各研究者が分担し,その結果ふまえて,中海本来の豊かな生態系をいかに再生させ,人間と汽水域のより良い共生関係をいかに持続させていくかを未来に向けて提示していきたいと考えています.今回は中間報告ですが,干拓・淡水化が中止された今,急務となっている中海の未来を考える第一歩と位置づけています.今回はそれぞれのテーマ分担者からの発表8題程度を予定しています.

 

第2部

一般研究発表

汽水域研究センタースタッフや協力研究員による汽水域,河川河口域に関する一般研究です.動植物プランクトン,バクテリア,魚類,沿岸植物,塩水くさび,物質循環,環境変遷史,沿岸工法などの話題ほか,山陰以外の地域の汽水域や国内外の関連学会での参加報告など,内容も多岐にわたっています.それぞれ15分ずつ,約20題の発表を予定しています.

 

問い合わせ先;島根大学汽水域研究センター TEL & FAX.0852−32−6099

e-mail; kisui@soc.shimane-u.ac.jp