汽水域研究センターでは総合理工学部地球資源環境学教室と共催で次のような特別講演会を企画しました.汽水域研究センターと海洋科学技術センター・固体地球統合フロンティア研究システム(IFREE)が進めつつある共同研究「白亜紀海洋環境モデルとしての汽水湖の研究」とも関係する,地球と生命の最先端科学の話題です.ぜひ,ご来聴下さい.
未踏の地球深部への挑戦
−統合国際深海掘削計画−
平 朝彦 氏
海洋科学技術センター
深海地球ドリリング計画(OD21)推進本部長
日時: 6月20日(木)16:20−17:50
会場: 島根大学総合理工学部3号館2F 多目的ホール
内容:2003年10月から始まる統合国際深海掘削計画では、我が国の運用する掘削研究船「ちきゅう」が未踏の地球深部へ挑戦を行う。当初、水深2500mから深度6000mの掘削に挑み、さらに水深4000mから7000mの掘削によってマントルへの到達を目指す。この計画では、海洋科学技術センターと大学等の研究・教育機関が連携し、地球生命科学の推進と幅広い科学技術分野の振興により、人類の未来に貢献するような成果の発信を目指す。