自己紹介, Introduction

奥田益算 受託研究員

Masukazu OKUDA (Contract Researcher)

 2007年4月より汽水域研究センターで受託研究員としてお世話になります奥田益算です。よろしくお願いします。
 私は、そもそもは鳥取県職員ではありますが、今回、島根大学の「産学官連携の推進」の一つの制度である「受託研究員制度」を利用させて頂き本センターに1年間在籍することになりました。
 現在の職場である衛生環境研究所では、水環境室というところに在籍しています。ここは、公共用水域(湖沼・地下水)の常時監視、事業場等の排水検査及び湖沼関連の調査研究を主な役割としています。また、県(行政)では、水質シミュレーションを湖沼等の水質保全施策の道具として使いますが、最近の生態系を利用した湖沼浄化の動きに対する対応やその精度向上が望まれています。
 このような中、私は宍道湖・中海水質予測モデルにおける生態系要素導入の検討に取り組むべく、本センターで生態系要素を水質シミュレーションに組み込むために必要となる情報収集・整理を行うこととしています。
 また、私は別のテーマとして、鳥取県中部に位置する東郷池という汽水湖の植物プランクトン(特に極小のピコプランクトンと呼ばれる種)の動態に注目し研究を実施してきました。そこで今後は東郷湖のみならず、中海・宍道湖もフィールドに加えた調査研究を実施したいと考えております。
 1年間と限られた期間ではありますが、本センターでできるだけ多くの知識を得るために様々な活動をしていきたいと考えています。