NFL-ReCCLE
中海分室(NFL-ReCCLE)


分室便り:
2012/ 6/ 7 2012【フィールドで学ぶ「斐伊川百科」】自然科学系のフィールド実習が行われました

2007/ 7/31 2007年度環境地質学実験「船上調査実習」が行われました




概要: 中海に浮かぶ江島に建てられた、汽水域研究センター所属の臨海研究施設です。中海と大山を一望できる風光明媚なロケーション(←場所の地図はここをクリックしてご覧下さい)で、訪れる者全ての心を和ませてくれます。本分室は、研究棟と宿泊棟、そして実験池から構成されています。分室のすぐ横には小さな港があり、そこには2艇の調査船が繋留されています。本分室の設備、および調査船は、手続きを済ませた上で自由に利用できます(下記参照)。

1)研究棟: 2階建ての建物で、1階が備品のメンテナンスと収納の場、そして2階がフィールド調査で得られたサンプルの一次的な処理の場として機能しています。試水のろ過、サンプルの乾燥、ソーティングなどを行うことができます。水域調査に必要な採泥器、採水器、コア採集器、透明度板等が備えつけてあります。詳細についてはお問い合わせ下さい。

2)宿泊棟: 文字通りの宿泊場所として、また、セミナーやミーティングの場として利用することができます。宿泊棟は中空の2階建て(1階部分は駐車場スペース)で、3つの宿泊部屋、2つのシャワールーム、そして事務室で構成されています。調理器具が一通り備え付けてあり、自炊が可能です。自慢の展望風呂は一浴(?)の価値あり!?

3)実験池: 汽水生物を用いた実験・栽培に利用できます。実験池はコンクリート製の独立した4個の池から構成され、中海から汽水が直接的にポンプアップされています。
実験池の利用には予約が必要です。

4)調査船

・ルピア: 全長:5.41 m・全幅:2.04 m・出力:49馬力

・しじみちゃん: 全長:5.90 m・全幅:1.75 m・船外機:30馬力

利用手続き: 当分室、分室の設備pdfファイル)、および調査船を利用する方は、あらかじめセンター長あてに「利用申請書」を提出して下さい。利用申請書はこのホームページからPDFファイルとしてダウンロードできます。なお平成16年7月から調査船を利用する場合において、保守料および保険料を含んだ金額の利用料を申し受ける予定です。利用についてご不明の点は汽水域研究センター(0852-32-6099)までご連絡ください。